著書

仕事筋シリーズ No.9
明るいコストダウン

文庫版213頁 定価770円(本体700円+税10%)

978-4775930694

明るいコストダウン 営業力に頼らない利益UP計画
☆4つ

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著者コメント

 企業も家計も、“存続の方程式”は非常に簡単です。

 それは、「入(い)るを計って、出(いず)るを制す」。

 売上ばかりを追っても、そこに生じるコストから目をそらしていては、企業として永続することはできません。

 売上拡大とコスト削減という両輪に均等に力を注いで、企業として正しく進んでいくために――。

 情報を知恵に換えて、即効性の高いコスト削減につなげるコツを伝授します。

目次
はじめに

第1章 なぜコストダウンは必要か(立ち読み)
   1.お金論
   2.企業にとっての使命
   3.いつ何が起きるか分からな
   4.今こそコストダウン実行のチャンス

第2章 明るいコストダウン
   1.コストダウンはつらいだけ?
   2.明るいコストダウン
   3.成功への必須条件
   4.最終ゴール

第3章 あなたの会社にコストダウンは必要ないか
   1.現状認識
   2.無知は罪
   3.コストダウンの実績

第4章 コストダウンを実現するために
   1.ベースになる考え方
   2.コストダウンの敵
   3.コストダウン失敗例
   4.はじめの一歩

第5章 コストダウンの手法
   1.項目別コストダウン術
   2.かかるコストの差異
   補足①―損益計算書

第6章 コストダウンを運動にする
   1.実行ステップ
   2.実践例

第7章 実践の成果
   1.コストダウン成果の算出の仕方
   2.算出例
   3.コストダウンの基本的な手順
   ケーススタディ
   補足②―損益分岐点

第8章 コストダウンにおけるキーパーソン
   1.経営者の視点
   2.担当者の視点

第9章 数字以外で見るコスト
   1.時間という名のコスト
   2.生産性向上という課題
   3.6W3H1Gでの報告

個人・家族レベルでのコストダウン

実践者の声―テナント料1億円の削減に成功(立ち読み)

あとがき
読者コメント
CAMSAGAC様

「単なる経費削減論に終わらない、いわば企業体質改善論及び実践手法」

 給料が上がらないばかりか、会社から経費削減をも求められ、どうしてもやらせれ感の先行する"コストダウン"を、企業経営の視点からその意義、効果をわかりやすく解説しているので、主体的に、文字通り"明るく!"捉えることができる。
 また取り組み事例から成功イメージも湧き、具体的手法の解説から取り掛かりも容易になり、コストダウンの起爆剤としてもってこいの一冊。企業の総務担当者としては、従業員の意識付けから実践へのプランニングまで非常に参考になると思う。

ojisan様

「即効性が求められる今は,」
 いわゆる「ものづくり」の世界では、
 あたり前のようにコスト意識があるので、
 当事者としてコストダウンに取組むのが普通であるが、
 オフィスの部門って、
 目の付け所がたくさんありそう。

 全社運動にする際の視点として、
 削減可能と思える経費をリスティング
 という点から始まっているが、
 これだと、経費別のコストダウンに関する有益情報やテクニックを
 持っているかどうかに依存することに。

 仕事のプロセスそのものを見直す
 というところから始めた方が
 全社運動として根付きやすいのでは。

 もっとも、この書に記されているように
 経費別のコストダウン策を知っていれば、
 即効性がありますが。

とも様

「こんなのは、今までに無かった。」

 本書には、現在の大不況を乗り切る為の特効薬ともなりうる内容があるだけで無く、企業トップによるコストダウンの為の率先垂範の推奨、 コンサルには珍しい成功報酬制システムの実践、等々、企業の存続、繁栄の為のみならず、人間としての指南書とも読み取れ、且つエコロジーにも通ずる内容が記してある、と言える。
 地球人全員が読むべき、と考える。

せつこ様

「コストダウンのイメージが変わりました!」

 非常に読みやすく分かりやすいです。
 最後まで一気に読み終えてしまいました。
 企業として、コストダウン導入をどうすすめていくべきか?
 具体的な事例が多く、導入までのイメージを鮮明に描く事ができます。

 この本を読む前までは、コストダウン=マイナス、大変なイメージがありましたが、
 読み終わって、完全に認識が変わりました。
 単なるコストダウンの話ではなく、生き方というか価値観の提案の話である、と感じました。
 エコとか断捨離とか最近よく聞きますが、今の時代の流れに合う考え方です!
 コストダウンに興味のある方も無い方も、一度読む価値があります。

masu様

「目から鱗が落ちる内容でした」

 会社経営にかかるコストを網羅的にとりあげて、分析し具体的なコストダウン施策を解説した書籍は今まで無かったのではないかと思います。
 企業のコストダウン対策と言えば、節電、節水、○○するように心がける などが一般的でしたが、この本では具体的に成果金額が例示されており、しかも具体的な方策まで書いてあり、明日からでも取りかかる事が可能になります。
もちろん、この本に書いてあるように会社としてコストダウンを徹底するためには、プロジェクトチームを組んで始める必要がありますが、これだけ多岐にわたり本の解説通りコストダウンに取り組めば具体的成果が必ず出る(経常利益アップにつながる)と確信できる内容なのでわくわくしてきます。

 会社の利益を上げるためにも是非一読し、明るいコストダウンを実行する事をおすすめします。

たから様

「今出会えてよかった本!」

 大学で経営学を学んでいるものです。
 このタイミングでこの本に出会えてよかったです!
 マーケティングなどに比べるとコストダウンに関することを進んで学びたいという人が少ない気がします。
 コストダウンは現実に企業が生き残っていくためにとても重要かつ不可欠なファクターであるにも関わらず過小評価あるいは毛嫌いされがちだと思いますが コストダウン、経費削減というとどうしても暗いイメージが伴っしまうのが原因の一つだと思います。
 この本「明るいコストダウン」 は企業経営のみならず家計などあらゆる経済活動におけるコストダウンの重要性を再認識させてくれ、携帯代、保険費、広告宣伝費など、あらゆる方面からのコストダウンを具体的に紹介してくれます。
 それでいで安易に人件費を削ることへ警鐘を鳴らすなど、労働者側への配慮へも言及されており 経営者側、労働者側どちらにとってもwin winなコストダウン術が紹介されています。
 「明るいコストダウン」というタイトルの通りコストダウン=暗いというイメージを払拭してくれます。
 一つ難点なのはこの本が書かれてから5年近く経過しているという点で、コストダウンをする際の大筋の手順は年月が経とうと利用できる内容なのですが 具体例に挙がっている携帯会社選び、電気代、保険会社選びなど書いてある情報をそのまま使えないのでサービスの料金体系を調べ直さなくてはいけないのですが コストダウンはこういった情報をコンスタントにチェックするなど日々の努力の賜物だということなんだと思います。
 著者でコストダウン専門の経営コンサルタントとして活躍しておられる片桐さんの苦労が垣間見られます。
 僕は個人的に、経営というとマーケティングなど花々しいトコロにばかり目が行きがちでしたが もちろん財布のヒモを締めないと利益は上がらない訳で 利益がでないと会社は成長どころか存続すらできないというのが現実だと思います。 経営学への憧れと現実の経営の間の乖離を少し埋められたので 今後は違う視点から経営学を学ぶことができそうです。
 経営や家計など経済活動に関わることがあれば、この本を傍に置き、どこまで行ってもこれ以上削れないということはないという意識を持って向き合って行こうと思います。 情報が更新された新刊が発行されることを願っています。
  p.s. コストダウンには直接関係ありまぜが 「部下を持ったら、"スカートをはいて下から見上げられている"と心得るべし!」という一節にはハッとされられます。

WARUGAKI様

「購読後社内で実践しています」

 建設業の経営者です。

 社内にコスト意識を植え付けようと思い、「明るいコストダウン」を購入し、読ませて頂きました。

 非常に分かりやすく、コストダウンの重要性とその進め方が書かれており、コストダウンの教科書とも言える良書だと思いました。 

 早速社内で経営幹部とともに実践プランを練りあげて、導入を図っています。浸透するのには当然時間がかかりますが、少なくとも期待以上の効果が表れているのは確かです。

 例えば利益率5%として100万円利益を増額するために、費用構成を同条件のもと、2000万円売上をアップさせるか、それとも100万円の無駄を社員が協力してコスト削減するか、現在の経済情勢を考えた場合、どちらが容易であるかは推して知るべしです。

nishiza様

「中学生でもわかるコストダウン」

 非常にわかりやすくタイトル通りで、1日で読み切ってしまった。

 固定費が削減出来るなら、その差額は会社の利益になる。

 放っておいたなら、売上げが減った時、利益がないもしくは赤字だ。

 その後人件費を減らす=首切りをせざる得ない。

 会社の総務経理の責任担当者など世の中の多くの企業は、仕事が増えるとしてコストダウンを嫌がるところも、いまだに数多くある。

 そんな社員こそ、首切り対象になるのだ。

 経営者として、社員全員の意識改革をするのに、

 この本は万人うけするのではないでしょか。

小林純子様

「経験者には、、、」

 社内で既にコスト低減活動をしている方には、

 新鮮な情報は少ないと思います。

井上篤様

本格的に取り組むなら、過去は問わない。これを、絶対厳守することだ。

企業の第一の使命、それは「存続し続けること」、

すなわち、「倒産しない」ことである。

不況は定期的にやってくる。

またどんな企業でも、倒産の危機に見舞われることはあるもの。

その時、どうやってそれに耐え、存続し続けるか、である。

その意味で、コストダウンは避けられない課題といえよう。

コストダウンはどちらかと言えば、企業業績が悪い時に行われるもの。

そのため、どうしても暗くなり、後ろ向きになりがちになる。

でも、どうせやるなら明るくやりましょう、と言っているのが本書である。

ではそのために何が必要か?

それは「過去は問わない」これを、絶対厳守すること。

コストダウンに取り組み、様々な無駄が明らかになってくると、次に出てくるのは犯人捜しである。

「誰がこんなことを放置していたんだ」という話が必ずでてくる。

そうすると、どうしても社内の雰囲気は暗くなる。

「過去は問わない」、大事なポイントである。

Wild Saxophone様

「全然役に立たない」

 机上論だけで、実現するための具体的な策や提言はありません。

 買っても無駄使いです。

まみむめも様

「タイトルが良いです」

 タイトルが良いです。悲壮感なくて。

 一応お仕事用に読んだのですが、家事にも役立つので早速節水用のシャワーヘッドを楽○でポチっとしてしまいました。

 楽しみ~。使ってみるのも、二ヶ月後の水道代とガス代が変わるのかを知るのが。

 無駄を省く前向き思考。まさに明るいコストダウン。

著者は㈱コストダウンの代表取締役社長。片桐明氏。
経営コンサルから転しての企業。

***背表紙より***
企業も家庭も存続の方程式は非常に簡単だ。それは「入るを計って、出る制す」。売り上げばかりを追っても、そこに生じるコストから目をそらしていては、企業として永続することはできない。売り上げ拡大とコスト削減という両輪に均等に力を注いで、企業として正しく進んでいくために...。情報を知恵に換えて、即効性の高いコスト削減につなげるコツを伝授する。

すぐに実践に移せそうな例が多く非常に為になります。
2009年初版なので数値に弱冠古さがあるのが-0.5。大枠には全く問題ないので、この分野に興味がある方には強くお薦めします。

mogawa様

「社内経費削減の指南書です。」

 社内の経費削減は、すべての企業にとっての至上命題です。
 すべての企業にとって、売上を上げる事よりも、はるかに早く、はるかに少ない手間で利益を上げる方法と言えるでしょう。
 しかし、あらゆる経営者はその経費削減の実践、また方法論の把握、従業員への意識づけに難航しているのが現状です。
 私もそんな経費削減の方法を模索している中、本書と出会い、完全にイメージが変わりました。
 コスト削減というと、モノ(光熱費・通信料など)の絶対数の削減、また品質の低下など、負のイメージがどうしても纏わりつきますが、それは素人の先入観であり、本書はそれを克服する方法論が細かく記載されております。
 そのため、タイトル通り「明るく」コストダウンが実現できる、まさに経営者にとってのコストダウンに関する指南書と言えるでしょう。
 全ての経営者にお勧めできる一冊です。

Otto様

「コストダウンは誰のため?」

 コストダウンは暗いイメージを伴う。
 リストラをはじめ、過剰に抑制された照明まで。
 でも本当の成長のためのコストダウンはそこには無い。
 効率化・達成感・団結力を伴って、企業にも従業員にもWinWinなコストダウンの道筋があることを本書は示しています。

剣先するめ様

 『入るを計って出るを制す』

 経費削減は会社だけでなく個人単位でも重要な課題。
 具体的な活動例や費用科目ごとの考え方は、今まで無着手だった人には参考になるハズ。
 個人的には上下水道料金、電気料金のしくみが知れたのが収穫。
 そーなんだ!また小さな珈琲店のケーススタディは損益分岐点を知るうえで参考になります。
 この本を読んで、もう何年も携帯プランを見直ししてない事に気付いた。
 そろそろショップに転がり込もうか。金額の大きさよりも実行のしやすさが大事ですね。

toriki様

「人員削減する前にできること」

 著者の片桐さんが、人員削減のコンサルティング会社で仕事をする中で、人員削減をせずにコストダウンできるノウハウを確立し、独立された経緯を知って感動しました。
 そういう著者の温かさや思いがこもった一冊だと感じました。

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