昨日に引き続き林原に関するトピックスです。
本日(27日)の日経朝刊 第7面に関連記事が掲載されました。
今回の私的整理の申請について、林原の経営陣の責任問題は厳しく追求されることはもちろんですが、主力銀行である中国銀行の責任も問われるのではないかと思います。
与信総額は約1400億円でその内の30%にのぼる420億円が中国銀行です。
そして林原グループは中国銀行の株式の10%超を所有しており筆頭株主です。
今回の私的整理申請で再生が出来るかどうかには、銀行団の支援協力が不可欠ですが、そのことについて中国銀行の責任問題も林原同様、問われると共に、その出方、対応に他の銀行は大きく影響を受けるものと思われます。
林原は1991年頃から2001年までの10年間に300億円近い架空売上を計上し、損失を隠していた疑いもあるとのことで、ことは非常に大きな問題に発展する可能性があります。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:22:01 | 記事URL