昨日(29日)のNIKKEIプラス1 第2面に掲載されました。
新興国市場の大きさや伸びが取り上げられる度に、日本のメーカーの出遅れも取り上げられ気になる所です。
日本の国内市場向け商品が新興国ではオーバースペック(過剰品質)で高いのが理由かと私(代表 片桐)は思っておりましたが、今回の記事で具体的に例示され、「そこまで価値観やニーズが違えば発想転換をしないとついて行けない」と思いました。
国や地域による家電ニーズの違い
商品特徴 | ニーズ | 販売する企業 |
鍵付き冷蔵庫 | 使用人の持ち出しを防ぐ。中東やアフリカの富裕層向け | 日立アプライアンス |
大きくて重いアイロン | 日本人好みの小型軽量タイプは中東などで「効かない」と受け取られる | パナソニック |
冷風を人に向けるエアコン | 日本人では直接風が当たるのを嫌う人が多いが、暑いインドは逆。センサーで人を感知 | 日立アプライアンス |
高さ2メートル近いエアコン | まだ珍しいエアコンを来客に自慢するためサイズを大ぶりに。中国向け | パナソニック |
音が大きいテレビ | スピーカー出力を1.5~2倍に増強。音楽好きのインドや中南米で販売 | ソニー、東芝など |
暖房できないエアコン | 冷房と除湿機能に限定し販売価格を抑える。インドで販売 | 三菱電機 |
節水重視の洗濯機 | 2万円程度。水が不足しがちな中国の事情に配慮 | パナソニック |
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:12:09 | 記事URL