1月29日(土)の日経朝刊 第29面に記事掲載されました。
長年親しまれて来た全国共通文具券が昨年12月末で利用停止になりました。
利用停止になった商品券やギフトカードは他にもあります。
音楽ギフトカードは8月末に、花とみどりのギフト券(有効期限のないもの)は10月末に、首都圏で使えるバス共通カードは7月末に利用停止になりました。
それぞれ払戻申出期限が設定されておりますが、これらのカードが利用停止を決めた背景には共通したものが見られます。
まずネット販売の普及で販売経路が拡大したこと、そしてネットを通じてより安く購入出来るようになったことで利用者が大幅に減ったこと、バス共通カードに関しては、より便利で使いやすいICカード「パスモ」が登場したことがあります。
さらに利用停止の後押しにつながったのは、昨年4月に金融庁が商品券やギフト券などの発行者の義務等を規定した前払式証票規制法(プリカ法)を廃止し、「資金決済法」を施行し、最低60日の払戻期間を設ければ清算手続きができるように明確化したことです。
これらの要因から昨年、利用停止になった商品券、ギフトカードが増えた訳です。
同じような理由で今後も増える可能性があります。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:18:51 | 記事URL