本日(7日)の日経夕刊 第1面に記事掲載されました。
経済産業省は3月末で期限が切れる小規模企業向け融資制度の拡充措置を1年間延長します。
延長されるのは経営改善資金融資制度の拡充措置で、商工会や商工会議所の経営指導を6ヵ月以上受けていること等を条件に、日本政策金融公庫(日本公庫)から無担保・無保証人で貸し付けを受けられるものです。
対象は従業員数が20人以下(商業・サービス業は5人以下)の商工業者です。
2009年4月に運転資金の貸付期間は5年→7年、設備資金では7年→10年に延長されており、貸付限度額は1000万円→1500万円に引き上げられておりました。
金利は1.95%(2月4日時点)と日本公庫の基準金利より低く設定されております。
なお今回の拡充措置には法改正は必要なく、中小企業庁の運用ルールの変更で対応できるそうです。
もともと2008年秋のリーマン・ショック後に導入した緊急措置ですが、経営基盤の弱い小企業の支援がまだ必要ということで判断されました。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:17:05 | 記事URL