昨日(5日)のNIKKEI PLUS1の第5面 「コトバの鏡」に載っておりました。
ダムフォンとはスマートフォンじゃない方の携帯という意味で、アメリカで数年前から使われだしたということです。
この「ダム」ですが「ダメ」という意味もある米国の俗語だそうです。
スマートフォンじゃない方の携帯に対しては他にもいろいろな呼び方があり、例えば「フィーチャーフォン」は「特色のある携帯電話という意味で、電話とメール機能にカメラや音楽の機能がプラスされた頃についた名前だそうです。
ちなみに日本では「ガラケー」(ガラパゴス携帯)という呼び方もあるそうです。
絵文字メール、おさいふ機能等、ガラパゴス諸島の生物並みに日本独自の進化を遂げてきた日本式の「ケータイ」のことを表現しています。
あれだけお世話になっておきながら、新しい良いものが出たからと言って、何もそんな言い方をしなくても良いではないかと思うのは私(代表 片桐)だけでしょうか。
新しいものが出ても、実際に使う人間の方が使い切れているとも言えないでしょうし、人間の方が世の中の変化についていけているとも思えません。
そもそも携帯する電話であるはずなのに、手元におかず、つながらない人もいます。
自分達が変化に適応してもいないのに、区別する為に、言葉の世界で新しい呼び方を創造し、しかも、その呼び方にある種の優劣的な要素を織り込むというのは如何なものかと思います。
私の中では携帯電話とスマートフォンです。
じゃない方にもその存在価値や存在意義があり、歴史もあります。
そこに敬意を表し、感謝の気持ちを持つべきではないでしょうか。
そんな風に思いました。
以上です。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:23:59 | 記事URL