本日(1日)、放映されましたNHKクローズアップ現代「岐路に立つお寺~問われる宗教の役割~」を観ました。
日本に仏教が伝来してから約1500年。
日本の中で最も古い業界であり、最も古い組織と言えるでしょう。
その日本の仏教と人とをつなぐ存在である寺と僧侶の存在価値が今、問われています。
日本にはお寺が76,000あり、その数はコンビニエンスストアの2倍で、色々な宗派がある中、浄土真宗本願寺派が所属の寺に対して実施したアンケートでは、20年後寺の維持・運営が「厳しい・全くできない」という回答が60%にも上りました。
その背景は寺離れで、檀家の減少、僧侶を呼ばず葬儀をするケースの増加、墓の引越し等があります。
墓があることで寺には毎年 管理料が入り、親族等の死去により、葬儀と法事でお布施が入ります。
そのお墓。
核家族化、都市への人口集中、葬儀会社が運営代行する割安なお墓。
番組で取り上げられた例では、永代使用料80万円、葬儀代は3割引、戒名は無料で付けてくれるというものです。
アクセスも良いようです。
実は葬儀会社が運営代行するそのお墓の運営主体は宗教法人です。
というのも厚生労働省の定めで、墓地の経営主体は地方自治体や宗教法人等に限られているからです。
そのサイトをのぞいてみましたが、宗派不問でネット参拝も出来るようです。
私(代表 片桐)自身はお墓はご先祖様をお参りするとても大切なものだと思っています。
そしてお参りしてもらえる人がいないお墓ほど寂しいお墓はないと思います。
去年でしょうか親にお墓の話をした所、お骨を動かすのは落ち着かないので良くないと言われました。
なかなか難しい問題です。
また色々と考えさせられた番組でした。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:21:10 | 記事URL