私(代表 片桐)にとって、こんなに来て欲しくない夜はかつてありませんでした。
昨日の東北地方太平洋沖地震から一夜明け、今日、被害の状況がテレビ、ラジオ等のメディアを通じて、少しずつではありますが、わかり始めて参りました。
ただ停電も続いております。
あちこちで孤立されていて応援を求められている方々-病院の屋上でSOSという文字を作る、白い布を大きく振られている、校庭で水という文字を作って求められている-のお姿を見て、夜になれば、また、そうしたお姿が見えなくなる、そして見つけ出しにくくなる、様子がわかりにくくなる、そしてまだ寒い東北地方で寒さに耐えなければならない、強いショックや疲労、応援が来ない脱力感にまだ耐えなければならないのかと思うといたたまれません。
病院には患者がおられます。
その中には今回の地震が原因かどうかはわかりませんが、治療もしくは療養中で残念ながらお亡くなりになった方もおれらるようです。
また、地震で怪我をされた方、病気になられた方もおられるでしょう。妊婦の方もおられるのかも知れません。職員を含め、さらにそうした方々の中にも家族と連絡が取れていない人もおられるのでしょう。
もちろん被害に遭われた方の中にもお身内と連絡が取れていない方も多数、おられるようですし、現地に入られて取材や救援活動をされている方の中にもお身内と連絡が取れていない方もおられることでしょう。
希望を失わない為に、「朝の来ない夜はない」という言い方もありますが、これほど来て欲しくない夜はありませんでした。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:18:03 | 記事URL