本日(4日)の日経朝刊等に事例が掲載されておりましたので、取り上げさせて頂きます。
富士通 那須工場(栃木県大田原市)で3月16日から早々に夜間操業を実施しました。
ソニー子会社 栃木県鹿沼市にある工場では3月19日から早々に深夜操業・土日操業を実施しました。
住友化学 千葉工場(千葉県市原市)では、これまで夜間電力は自家発電よりも安い東京電力の電気を利用し、自家発電による余剰電力は売電して来ていましたが、その売電を止め自家発電を24時間運転し、自社生産に活用するようにしました。
大正製薬 計画停電対象地域にある大宮工場(さいたま市)と羽生工場(埼玉県羽生市)の2工場で減産を補うために休日返上で操業しています。
三井造船 船舶製造拠点である千葉事業所(千葉県市原市)で、夜間や休日勤務の検討を始めました。
船体ブロックを組み立てる工程のうち、鋼板と鋼板を自動溶接機でつなぎあわせる工程に最も電力が必要になるので、平日の昼間に鋼材の一部を溶接しておく仮付けまでを済ませ、本格的な溶接作業は休日や夜間に回す為に、夜間・休日の出勤手段や、夜間作業の安全性について検討した上で4~5月中に新たな作業シフトをまとめる予定です。
小松ばね工業(東京・大田)は、宮城県大河原町の工場が停電で操業再開のめどが立たず、本社工場での代替生産を開始。これまで経費削減で控えていた残業と休日出勤を認め、深夜操業・休日操業により納期に間に合わせます。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:15:25 | 記事URL