今、東京電力と菅総理が悪者扱いされております。
しかし、本当はもっと悪いやからがいるようです。
それは東京電力からお金をもらい、使命を疎かにし、正しい情報を流さず、動かず、逃げ隠れ、自らのことを棚に上げ、徹底的に批判するか、あるいはだんまりを決め込んでいるやからです。
以下はWikipedia「電力自由化」の記載の一部です。
「電力会社出身の国会議員は与野党ともに多い。彼らは、電力業界関連の政策を決定する与党部会の幹部となり、電力会社にとって都合のよい規制を誘導している。特に自由化に際しては、政治に働きかけて競争を抑え、経営の非効率が表にでることをできるだけ避けようとしてきた。このような政治力の行使は、独占とその非効率性の温存に役立っている。
また、電力会社は、新聞記者出身の評論家達に研究資金を配布して、新聞記者の実質的な天下り先を用意している。さらに、電力会社は、多くのテレビ報道番組の有力スポンサーであり、電力会社にとって不利な自由化報道を牽制している。経済産業省も、元職員を電力会社に天下りさせており、電力会社の意向に反した自由化政策をとることが難しい。電力業界は組織として、政管との癒着がもっとも激しく、電力自由化は、遅々として進展していないのが現状である。」
今回の原発事故をきっかけに電力行政にメスを入れると共に、電力会社を食いものにしている連中をあぶり出し、仕組みを 白日の下にさらし、この国の体質と問題点を浮き彫りにしなければなりません。
人を無能とそしるのは簡単なことです。
特に首相と言う立場は、上手く行っても褒められず、下手をすれば誹謗中傷の最先鋒に祭り上げられます。
それでは誰が首相であれば良かったのでしょうか?
民主党の鳩山氏でしょうか、小沢氏でしょうか、他の誰かでしょうか?
あるいは自民党のどなたかでしょうか?
他の誰かであれば原発事故はもっと隠蔽されたり、曲げて伝えられたりしているのかも知れません。
今は犯人探しをしている時ではありません。
しかし、事態が落ち着きを見せたら、追求することを忘れてはいけないと思います。
以上です。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:18:00 | 記事URL