東京電力 勝俣会長は今日(17日)の記者会見で引責辞任の考えを表明されたということです。
「引責辞任」という経営者対応はこれまでいくつもの会社で取られてきた対応ではありますが、私(代表 片桐)はこれまで「逃げ」であると捉えて参りましたが、さすがに今回は考えさせられました。
東京電力はもちろんオーナー会社ではありません。
まー言えばサラリーマン経営者が経営をされております。
今回はその現在だけでなく過去の経営者自身の責任も追求しないといけないことになるでしょう。
そうした時に現経営者が自分自身に鋭くメスを入れられるかというとそうではないでしょう。
そいういう観点から経営者が一旦、退任して、別の人材に一から洗い出し、改革を任せると言うのは一つの方法だとも思います。
ただ、これは何も東京電力に限ったことではありませんが、代表取締役が多すぎます。
東京電力では8名、北海道電力は4名、東北電力は6名、中部電力は6名、北陸電力は5名、関西電力は6名、中国電力は6名、四国電力は5名、九州電力は6名、沖縄電力は4名です。
東京ガスは3名、東邦ガスは4名、大阪ガスは4名、西部ガスは4名です。
代表取締役がこのように多い業種、会社は他には見当たりません。
代表取締役というのは経営における最高責任者です。
このような体制は少なくとも見直すべきではないでしょうか。
そのように思います。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:21:58 | 記事URL