トピックス

2011年5月 3日

企業の夏場の節電対策例(詳細一覧)

 本日(3日)の日経朝刊 第6面記事を参考にさせて頂きました。

節電に向けた企業の取り組み例(検討中のものを含む)
 
会社(業界団体) 対応策
東京ディズニーリゾート(オリエンタルランド) 出力1万5千キロワット時(1日10時間稼動させることで1日平均電力使用量平均57万キロワットの26%をまかなえる)の自家発電装置を30億円を投じ、8月をめどに稼動させる。
東芝 4月上旬、異例の労使協議を開催。「出勤日と休日の組み替え」を検討し、労使でいったん決めた年間の休日スケジュールを白紙に戻し、見直し、5月と10月の土曜日出勤を増やし、その分を夏季休暇に振り替える。各地に散らばる事業所をいくつかのグループに分け、数週間程度の夏季休暇を輪番で取る。冷房や照明の電力を減らすため、始業・終業時間を前倒しする「サマータイム」も検討する。工場の一部では電力消費の少ない休日や夜間の操業にも踏み切る。
ソニー 7~12月の間に計7日ある祝日をすべて出勤日とする代わりに、夏に計2週間程度の一斉休暇を設ける方針。サマータイムも導入する。
ニコン 4月29日と5月3~5日の祝日を返上し夏季のピーク時に休日を増やす計画
日本自動車工業会 電力消費の少ない土・日曜日に工場を動かすかわりに、平日の2日間を休業する方針を決めた。自動車産業の場合、完成車メーカーの生産に会わせて部品企業が部品供給する。一斉に完成車工場が止まれば、複数の完成車メーカーに供給する部品企業も休むことになるため、節電の効果が高まる。
新日本製鉄 鉄鋼メーカーは基幹設備の高炉は連続操業が基本であるため、君津製鉄所(千葉県君津市)で高炉から出た鉄を鋼材に加工する圧延工程の定期補修を夏場に集中実施し、電力使用を抑える方針
JFEスチール 東京電力管内にある東日本製鉄所(千葉市、川崎市)の生産の一部を、西日本製鉄所(岡山県倉敷市、広島県福山市)に移すことを検討
セブン-イレブン・ジャパン 100億円を投資し、電力の使用状況を計測するセンサーを6千店に、発光ダイオード(LED)照明を5千店に導入する。
ローソン 70億円を投資し、約1万店にLED照明を設置する。
イオン 全国で「サマータイム」営業を導入する。6月下旬から最大1000店で3ヵ月間、開店・閉店時間を1時間程度早める。営業時間を午前9時~午後11時としている店舗が多いが、開店は午前8時に、閉店も午後10時や同9時に繰り上げる。
三井住友銀行 東京23区内の100店以上を対象に週1回、平日に順番に休業とする案が有力
三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行等 銀行での電力使用の4~5割は決済などシステムを動かすシステムセンターが占めるが、銀行業務の生命線のため通常通り動かさざるを得ず、店舗での取り組みが中心になる。

 以上、皆様のお役に立てば幸いです。

投稿者:株式会社コストダウン 日時:05:33 | 

  • mixiチェック
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コストダウンのお問い合せ

あなたの会社の経費、見直されていますか?

御社の経費を無理なくコストダウン

電話でのお問い合せ
フリーダイヤル 0120-875-430
株式会社コストダウン

トピックス

過去の記事

2019年分
2018年分
2017年分
2016年分
2015年分
2014年分
2013年分
2012年分
2011年分
2009年分
2006年分