本日(18日)の日経朝刊 第34面 記事で私(代表 片桐)は久しぶりにこの言葉を目にしました。
「ホルムアルデヒドって何?」と思われる方も若い世代にはおられるかも知れません。
ホルムアルデヒドは1990年代後半から問題視されるようになったシックハウス症候群の要因物質の一つである有機化合物で、シックハウス症候群とは新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・しっしん・のどの痛み・呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の呼び名です。
ホルムアルデヒドは接着剤、塗料、防腐剤等の成分で建材に広く使われています。
この問題を受け、厚生労働省では1997年にホルムアルデヒドの濃度指針値を設定し、シックハウス症候群対策として2003年には建築基準法が改正されました。
さて前置きが長くなりましたが、東京都が昨秋、インターネット通販の収納家具30個を調査した所、内6個(20%)から国の指針値を超える濃度のホルムアルデヒドが放出されたことが昨日(17日)までにわかったということです。
シックハウス症候群が問題になった際に、家具からのホルムアルデヒドも話題になりましたが、家具に対する規制はありません。(内装建材や作り付け家具には建築基準法に基づく規制があります)
もし家具を購入されて体の変調や今までにない匂いを感じられたら、小まめに部屋の換気を行うと共に、消費生活センター 消費者ホットライン 全国統一番号 0570-064-370(守ろうよ、みんなを)(音声ガイダンスから各自治体の窓口に振り分けられます。但し、IP電話等一部の電話からはつながりません)に相談してみて下さい。
独立行政法人 国民生活センター ホームページ 「全国の消費生活センター等」ページ → http://www.kokusen.go.jp/map/
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:04:51 | 記事URL