昨日(23日)、私(代表 片桐)は久しぶりの東京出張から戻って参りました。
新幹線に乗っていた時間だけで言えば、2時間20分。
その間、何をしていたかと言えば、面談の振り返り(まとめ・整理→今後の対応の意思決定等)とメール返信、睡眠です。
この中で「睡眠」。睡眠は英気を養う上で不可欠な休息ですが、直接的に付加価値を生み出すかと言えば、そうではありません。
また、面談の振り返りもそうです。
それでも世の中、便利になったもので、新幹線での移動中ですらメールをすることが出来るようになりました。
メールを打つという行為はお客様等に対する直接的活動ですから、それでいくら付加価値をすぐに生み出すかは別にして、付加価値創出性の高い行為ということになります。
移動中、読書をされる方も多いでしょう。読書は将来、より大きな付加価値を生み出す為の仕入れ、仕込みの時間と言えるでしょう。
このように移動中に出来ることというのはかなり制限され、特に車での移動、細切れ移動の連続等はほとんど何も出来ないに等しいという場合が多いのではないでしょうか。
そういう意味では「移動」そのものを減らすことは考えなければならないことです。
また必要な移動であれば、その時間の中でどれだけ付加価値時間を作るかも大切なことです。
1日24時間という限られた時間で、付加価値に直接的・間接的につながる時間をどれだけ多く持つか、逆に言えばつながらない時間をどれだけ減らすかを考えることは、人生が時間の集合体である以上、人生をより充実させる上でもとても大事です。
「移動」を減らす為に、今ではWeb会議システム等、非常に有効な手段もあります。
付加価値を生むか生まないかという視点は無味乾燥的で人間的温かみに欠けるかも知れません(例えば電車で座っている自分の目の前で席を探しているお年寄りに席を譲る行為は?等)が、やったことがない、最近、あまりしていないという方にはお勧めします。
「移動」時間のみならず、自分の時間の使い方を振り返り、付加価値の高さと付加価値に変わる速さを、縦軸と横軸にとり分類してみれば、付加価値が高く、早いものにどれだけ取り組めているか、そうでないものにどういう活動があるのかを自分でふり返ることが出来ます。
例えば資料探し・整理、名刺探し・整理等 何とかしなければならないというものもあります。
また社内での移動、待機も何とかしたいものです。
FAXなども考えてみれば、相手先への到達確認も含めると割と時間を取られるものです。それを軽減する為にインターネットFAXという便利なツールもあります。
オフィスだけでなく工場内での人やモノの移動もしかりです。
私自身が今回の出張の機会にそんなことを考えたものですから、取り上げてみました。
果たして皆様のお役に立つかどうか。
以上です。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:05:11 | 記事URL