弊社は節電とコストダウンの両面からLED照明には注目しておりますが、正直、電球・蛍光管メーカーのみならず、全くの他業種・異業種、そして日本のみならず、韓国・中国のメーカーのものも出回っております。
LED照明は初期費用は高いものの、節電で浮く電気代と相殺すれば長い目で見れば得をするというものです。
しかし本当にカタログで示されているだけ長寿命なのか、それこそまだそれだけの年数を経ている事例はほとんどなく、検証されておりません。
今年の節電サマーで、大手企業が大量導入する例がメディアから発信されております。
導入事例をフォローし、観察していくことが必要です。
・SMBC日興証券は七月から九月末まで、本社機能と主要グループ会社が入居する十拠点で、営業スペースなどを除き終日消灯を実施。代わりに計四千四百台のLEDスタンドを配布する。→10月から配布されたLEDスタンドはどうされるのか?
・富士フイルムホールディングスも、日中は消灯し約四千台のLEDスタンドを利用。年間を通じた取り組みにするという。
・セブン-イレブン・ジャパンは東京電力管内の約六千店で、店内照明や店頭看板をLED化する。
・ローソンは東京電力管内の約二千五百店の店内照明のLED化をほぼ完了し、全国に広げ始めている。
・スカイツリーのライトアップ照明器具は、1年間にわたって開発を進めてきたパナソニック電工のものを採用。→パナソニック電工の本気度が感じ取れると共に、良い宣伝効果。
・モンテローザは今年度中に「白木屋」「笑笑」など1600店全店の看板や室内の照明をLEDに切り替える。中でも東京電力管内1100店舗を優先・先行させる。
・日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)は現在約100の直営店にLEDを導入しているが、2年以内に全約350店に拡大する。順次、フランチャイズ店にも対象を増やす。
・カタログ通販大手のニッセンは、法人向けにLED照明を中国メーカーから直接輸入し発売します。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:04:55 | 記事URL