これは本日(19日)、放送予定のNHKクローズアップ現代のタイトルです。(番組はニュース7拡大のため、休止となりました)
NHKクローズアップ現代ファンの私が番組を観ずに、トピックスの材料に使うのは初めてですが、以前からシニア起業について思う所はありました。
私(代表 片桐)は、「気持ちはわかるが、やめて欲しい」と思います。
起業数は経済の活性化の一つの指標に使われます。しかし、私の場合の起業につきましては、まず、就職時(23歳)に描いていた夢ではありませんでした。
それがたまたま企業家輩出機関を標榜する日本エル・シー・エーというコンサルティング会社に就職したことで、芽生えた夢というより目標でした。
起業という目標の中で、私の場合、「己の何をもって」起業するのかが見つからず、その「何」が見つかったのが40歳でした。
今はその見つかった「何」である「コストダウン・コンサルティング」で起業し、やっと5年が経ちました。
20年間お世話になった会社から独立させてもらう時に、当時、80歳代の相談役であった創業者から頂戴した言葉は、「創業は易し、存続は難し」でした。
創業当時、肝に銘じておりましたが、今、さらに実感しております。
会社の最大の使命(ミッション)は、存続することです。
存続なき起業は、自分だけでなく周囲を不幸にします。
当然ですが、経営は真剣勝負です。
構想なき起業、準備なき起業、計画なき起業は社会悪だと思います。
番組放送前に水を注すようで恐縮ですが、私の偽らざる気持ちです。
もちろんそうではない起業は大いに良いと思います。
創業5年にして起業を語れる身でないことは承知の上ですが、そう思います。
以上です。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:06:48 | 記事URL