私(代表 片桐)は今日(27日)、50歳にして2級ファイナンシャル・プランニング技能検定試験を受検致します。
その本番に向けて受検勉強して参りましたが、自分自身の大学受験の時(32年前)を思い出しつつ、試験について考えてみました。
受験者、受検者にとっての試験のゴールは「合格する」ということです。
合格する為には1点でも多く得点しなければなりません。
その為には自分の理解力を高めなければなりません。
理解力を事前に確認をする為に模擬試験があったり、演習テストがあったりするのです。
ですから「合格した」はその時点でその試験科目について理解が高かったということですし、「合格しなかった」はその逆で理解出来ていなかったということです。
理解の高低は持って生まれたものや環境もあるでしょうが、その後の努力でいくらでも高めることが可能です。
大学入試や本試験はその努力の集大成が大きく試される時です。
大学受験は募集枠がありますので、最終結果は相対的なものではありますが、基本的には自分との戦いです。
ですから小中高でのクラス成績とか学年成績は狭い世界です。
自分がもっと賢くなりたい、知識を得たい人は試験で自分の理解力をどんどん試してみて下さい。
「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」と申します。
ただ本気で臨まないと、必ず「言い訳」が頭に浮かびます。
それでは意味がありません。
こういう過程にきちんと努力をしないと、歳を重ねてから損をすることが多々あります。
それは芸能、スポーツの世界においても同じです。
芸能人、スポーツ人として高い能力を発揮させてくれるのは頭脳です。
頭脳を高めることはどの世界でも必要なことなのです。
さて学校の試験は自分の好むと好まざるにかかわらず行われます。
だから嫌な人も多いでしょう。
試されるのですから。
ただ、社会人になってからでは、自分でチャレンジしていかないと、脳を鍛えることは出来ません。
ですから学校と言う半ば強制的な空間は実はとても大切です。
生徒、学生は勉強することが仕事です。
ですから働いて、お金を稼いで、世の中に貢献せよと言われない訳です。
もちろん未成年では認められない権利も多々ありますが、それは20年という人生経験を踏まないと成人として認めませんということでしょう。
逆に考えると「勉強に集中して下さい」ということです。
どんどんチャレンジして未成年の内に数多くの挫折をして下さい。
仮に第一志望の大学や学科に合格しなくても、挫折が大きな肥やしになるはずです。
一度も挫折したことがない人などいないと思いますが、挫折感のない人ほど人間味や温かみが少なく、人の心の痛みもわからず、それはそれは人間らしくない、つまらないものです。
挫折は試練で、若い内に数多く経験しておく方が良いと思います。
人間、最終ゴールは死ぬ時です。
その時に一人一人に今があり、その積み重ねがゴールへの道です。
本気と集中が大事です。
共に頑張りましょう!
投稿者:株式会社コストダウン 日時:07:11 | 記事URL