本日(28日)の日経夕刊 第12面 広角鋭角 『「古きを教えを生かす①」 京の商家「堪忍」の額』というものが取り上げられました。
文中には「正直や勤勉、倹約、質素を重んじ、商人や町人に正しい生き方を示した石門心学は江戸後期、全国に広まり、各地に心学講舎と呼ばれる教学施設が造られた」とあり、
Wikipedia「石田梅岩」では、
「二重の利を取り、甘き毒を喰ひ、自死するやうなこと多かるべし」
「実の商人は、先も立、我も立つことを思うなり」
という言葉が紹介されており、
『その思想はCSR(Corporate Social Responsibility=企業の社会的責任)が盛んに言われるようになった今、実に簡潔な言葉でCSRの本質的な精神を表現している石田梅岩の思想は、近江商人の「三方よし」の思想と並んで、「日本のCSRの原点」として脚光を浴びている
営利活動を否定せず、倫理というよりむしろ「ビジネスの持続的発展」の観点から、本業の中で社会的責任を果たしていくことを説いており、寄付や援助など本業以外での「社会貢献」を活動の中心とする欧米のCSRにはない特徴がある。』(文面に手を加えております)のだそうです。
遅きに失したかも知れませんが、私(代表 片桐)はとても共感しましたし、大いに興味を持ちました。
もっとこの思想について知りたくなりました。
以上です。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:20:16 | 記事URL