中国で汚染された大気が日本へ流れ込んでいるということで、にわかに注目され出したPM2.5。
PM2.5のPMとはParticulate Matter(粒子状物質)の略で、PMの後に続く数字はマイクロメートル(μm)(後述)を単位とする値でPM2.5は2.5マイクロメートル(μm)以下の大きさの粒子状物質ということになります。
さてマイクロメートル(μm)は1メートルの100万分の1(1/1,000,000)、すなわち1ミリ(mm)の1000分の1の長さです。
PM2.5は粒径が非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。
環境省では現在、大気汚染防止法に基づき、地方公共団体によって全国500ヵ所以上でPM2.5の常時監視が実施されています。
PM2.5を始めとする大気汚染物質濃度の現在の状況については、環境省(大気汚染物質広域監視システム【そらまめ君】)や多くの都道府県等によって速報値が公表されています。
常時監視結果については、地方公共団体のデータ確定作業を経た上で、測定された翌年度に一括して国へ報告されています。
今回、大気汚染物質広域監視システム【そらまめ君】(http://soramame.taiki.go.jp/)へのアクセスが集中し、つながりにくい状況が続いた為に、その対策として環境省は新しい下記のサイトを開設したということです。
環境省 「微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報」
http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html
本サイトでは、以下の35都府県の関連サイトへのリンクも貼り付けられております。
秋田県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県(北海道、青森県、岩手県、新潟県、滋賀県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、愛媛県、高知県、沖縄県の12道県を除く)
一度、ご覧になってみて下さい。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:07:45 | 記事URL