昨日(11日)、放映されましたNHKクローズアップ現代 「"偽装質屋"狙われる高齢者たち」を観ました。
表からではわからないこの"偽装質屋"に生活費や急な出費を補う為に利用する年金受給者が増えているそうです。
それではこの"偽装質屋"の手口は、
・正規?の質屋では値が付かないような品物(例えばリサイクルショップで2000円で購入したような時計、使いふるされたベルト等)に対して
・高金利(質屋営業法で認められている最大年利109.5%)で金利を引かずに貸し付け
・2ヵ月に1度、振り込まれる年金から自動引き落としで貸し金+利息を回収する
というものです。
偽装と言えども質屋ですから、モノは必要です。
そして融資の過程で"偽装質屋"は、
・お年寄りの年金収入額を把握し
・その返済可能な範囲で(かつまた借りに来ざるを得ないような限度で)融資額を決め
・自動引き落とし手続きを取らせ
年金を狙って確実に回収し、利息分を稼いで行くのです。
年金と言う確かな収入があり、確実に回収できる訳ですから、無理な取り立てはありません。
この"偽装質屋"も2010年6月に施行された改正貸金業法後、出現した新手の闇金融です。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
参照:
NHKクローズアップ現代 「"偽装質屋"狙われる高齢者たち」 全文表示
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3333_all.html
投稿者:株式会社コストダウン 日時:23:59 | 記事URL