NHK 『目撃!日本列島 「"ご神木"が狙われる」』を観ました。
樹齢五百年にもなるご神木が人為的にドリルのようなもので穴が開けられ、その穴から除草剤が入れられ枯らされたというのです。
なぜ、どうして・・・。
ご神木とは「一般的に神社神道の神社、神宮の境内にある神体としての木や神聖視される木、その周りを囲む鎮守の森や、伐採をしないとされる木を指す」そうです。(Wikipedia 「神木」より)
それだけに樹齢が特別長く、また枯れて倒れれば危険で建物を壊してしまう可能性もあり、自然に枯れるのを待つことが出来ず、伐採せざるを得ません。
その枯れたご神木を伐採し、買い取り流通させるのです。
樹齢の長い木はそれだけ希少性があり、高く売れます。
もちろんこれは犯罪ですが、ご神木でなくても樹齢の長い木には、雷、風雨、地震、山火事等、厳しい環境の中を生き延びてきたパワーがあります。
時に「あの木を切り倒そうとしたところ・・・」というようなたたりの言い伝えを耳にしたことがあると思いますが、ことの真偽は別にして、これは「樹齢の長い木を傷つけてはいけない」という教えです。
人間の営みを長きにわたってじっと見てきた、そして人間の何倍も生きてきた木。
その木はパワーを持っており、そういう木がたくさんある所はパワースポットです。
パワーをもらいこそすれ、傷つけてはいけません。
また将来、樹齢を長らえる可能性のあるまだ若い樹木も大切にしないといけません。
以上です。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:18:30 | 記事URL