本日、日産自動車からリリースされました。
それによりますと、
日産自動車(以下「日産」)は、損害保険ジャパン(以下「損保ジャパン」)に「日産リーフ」のプローブ情報(無線通信技術を用いて得られる車両の位置、走行距離などのさまざまな車両情報)をカーウイングス契約者の同意のもと、編集・加工し、損保ジャパンへ提供します。
このことにより損保ジャパンの走行距離連動型保険(PAYD=Pay As You Drive)と呼ばれる利用ベース保険について、より合理的な保険料金の設定に役立ててもらおうというもので、損保ジャパンは、提供されたプローブ情報を個人向け自動車保険「ドラログ」(2013年5月募集開始、2013年7月1日保険責任契約開始)において活用します。
日産はこれまでも「デイリー更新型充電スポット情報の提供」(2012年4月実施)や、高精度バッテリー残量予測&実績サービス」(2012年7月実施)等、日産カーウイングスデータセンターで収集されるプローブ情報を活用したサービスを提供してきましたが、企業向けビジネスとしてプローブ情報を提供するのは今回が初めてです。
カーウイングス契約者は「日産リーフ」のEV専用情報通信システムを通じて日産カーウイングスデータセンターと常時接続することで、各種ドライビングサポート機能や、オーナー向けウェブサイトを通じたEV運転履歴の確認、バッテリー状態の管理、エアコンの遠隔操作、航続可能距離や充電スポットを確認しながらのドライブ計画作成など、EVならではのサポート機能を利用することができます。
自動車各社はこれまで原則的に走行データを自社で囲い込んでいましたが、日産では社外の世界のインターネット企業等に有料提供に踏み切ることで、ドライバーに役立つサービスを充実させる予定だそうです。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
参照:
日産自動車 ニュースリリース
『日産自動車、「日産リーフ」のプローブ情報 新自動車保険向けに提供開始』
http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2013/_STORY/130515-01-j.html
投稿者:株式会社コストダウン 日時:22:04 | 記事URL