先日(5月29日)、放映されましたNHKクローズアップ現代 「顔から個人情報が流出する ~広がる"顔認証"技術~」を観ました。
これまで世界の中でたった一人しかいない「あなた」を特定する為に用いられて来たのは指紋→目の虹彩です。
その人の顔には歳をとっても変わらない情報を持つ部分がいくつもあるそうです。
実際、顔認証技術がどのようなところで使われているかと言うと、国内では、
・USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン) 入場時の顔パスサービス 的中率 99.7%
・東日本大震災で見つかった6万枚の写真の中から写真画像検索で持ち主を特定(ある方の場合152枚)
・入退室チェック
・カメラの映像から性別、年齢を推定 デパート等で客層データを蓄積・分析
海外では、
・免許書写真の偽造が後をたたないブラジルでの運転手登録・特定
・サッカー観戦で問題行動を行う観客監視を行い、データとして保存。再入場不可にする
精度が日進月歩で上がっており、先のUSJの顔パスサービスの場合、付けひげ、あご隠しもクリアしていました。
アメリカの研究では顔写真から氏名、誕生日、社会保障番号まで特定できる技術の開発が進んでおります。(まだ的中率は低いですが)
新しい技術が開発されますと良いようにも、悪いようにも使われます。
それを止めることは出来ません。
最早、隠せない時代です。
隠さないで済む生き方、国作り、民度の向上を図らなければなりません。
以上です。
参照:
NHKクローズアップ現代 「顔から個人情報が流出する ~広がる"顔認証"技術~」
全文表示
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3355_all.html
投稿者:株式会社コストダウン 日時:23:59 | 記事URL