経営管理強化や業務改善、体質改善など様々な目的で導入されているISOマネジメントシステム、特にISO9001:2008(品質マネジメントシステム)およびISO14001:2004(環境マネジメントシステム)は、JSA(日本規格協会)によりますと2015年に新規格の発行を目標としているようです。
これらの規格の認証を取得している企業は、この新しい規格に対応するため、運用システムの改訂を同時に進めることになり、改訂負担が大きくなることが予想されます。
そこで、新しい規格が発行される前に、運用するISO9001:2008のシステムとISO14001:2004のシステムの統合を検討されてはどうでしょうか?
ISO9001:2008とISO14001:2004の両システムは、両立性、親和性の高いシステムです。
共通するシステム要素(文書、記録の管理、教育、訓練、内部監査、マネジメントレビュー等)を統合して運用することで、システム運用の効率化および負担(事務負担、コスト)の軽減を図ることができます。
また、外部の監査対応負担の軽減、監査費用の削減といったコストダウンが可能です。
統合システムの認証については、認証を受けている審査機関に問い合わせてみてください。
確認することは、統合審査に必要な要件、統合(複合)監査の費用です。
システム統合負担と統合システムの運用イメージ、効率化の程度、統合システムの維持費用(特に外部監査対応費用)を評価し、統合の是非をご検討ください。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
なお本情報は私(代表 片桐)の友人であります
安田道明氏
行政書士安田洋子事務所様から情報を頂戴しました。
ありがとうございました。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:13:20 | 記事URL