京都市水道局では10月1日検針分から値上げされます。
水道料金はプラス9.8%、下水道使用料はマイナス3.0%、合算した上下水道料金としては、プラス3.7%となります。
以下、京都市水道局サイトの広報文です。
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「上下水道料金を改定します(平成25年10月1日検針分から)」
~老朽化した水道管の更新のスピードアップや施設の耐震化を進め,安全・安心で災害に強い上下水道サービスを提供し続けるため,平成25年10月1日検針分から上下水道料金を改定します~
改定の基本的な考え方
上下水道の料金制度については,昭和56年以降,大きな変更を行うことなく運用してきましたが,この間,低成長社会への移行や少子高齢化の進行,環境意識の高まり,さらに,節水型社会の進展による水需要の長期的な減少など,上下水道事業を取り巻く状況は大きく変化しています。
また,東日本大震災の発生等を契機に,地震等の災害に強い上下水道の構築がますます重要になっています。また,高度成長期に整備した大量の施設が順次耐用年数を迎えることから,特に水道事業で,老朽化した水道管の更新のスピードアップが喫緊の課題となっています。
こうした状況を踏まえ,今回の上下水道料金の改定においては,今後更なる経営の効率化を行うとともに,水道事業・下水道事業それぞれの累積収支の均衡を図り,そのうえで,水道管路の改築更新の拡大など持続可能な事業運営を確保するための料金水準を設定します。併せて,今日の社会状況の変化に対応した料金体系・料金収納サービスへの見直しを行い,世代間の負担の公平も含めて,市民・事業者の皆様に,適正に,幅広くご負担いただける制度を構築するものです。
皆様の大切なライフラインである上下水道をこれからもしっかりと守っていくため,何卒ご理解・ご協力をお願いいたします。
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また下記は検針票と一緒にポスティングされていたリーフレットからの抜粋です。
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「上下水道料金を改定します」(平成25年10月1日検針分から)
市民の皆様の共有財産である水道・下水道は、多くの先人たちによって築かれ、市民生活を支えてきました。
この貴重なライフラインを50年後、100年後の未来にも繋いでいかなければなりません。
今日、上下水事業は大きな局面を迎えています。
高度成長期に大量に整備した上下水道管の老朽化が進んでおり、その更新を一層進めていかなければなりません。
一方で、節水型社会の進展や長引く景気の停滞等により水需要は減少の一途を辿っており、上下水道事業は非常に厳しい経営環境にあります。
京都市の水道・下水道の料金制度は昭和56年から大きな変更はしていませんでしたが、こうした状況に対応し、これからも市民の皆さまの大事なライフラインを守り育んで行くため、将来世代に負担を先送りせず、現在利用している私たちも公平に負担する必要があります。
このため、市議会での審議、関係条例改正の議決を経て、上下水道料金を改定することといたしましたので、皆さまのご理解・ご協力をお願いします。
なお、新たな上下水道料金は、10月1日以降の検針分から適用します。
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一般家庭にとりまして電気、水道、ガス料金は値上げするなら他を使いますと言えない独占事業です。
どういう理由付けをされても受け入れざるを得ません。
庶民に出来ることと言えば、知れています。
水道事業のみならず、市の予算を有効に活用頂きたいものです。
まだまだ無駄があると思います。
ちなみに10月1日検針分から直接クレジット払いが可能になります。
また口座振替払い利用者には上下水道料金1ヵ月あたり42円(税込み)の割引を実施します。
どういう手続きが必要になるか等、広報も含めてこれから決められて行きます。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
参照:
京都市上下水道局 「上下水道料金を改定します(平成25年10月1日検針分から)」
http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000147694.html
投稿者:株式会社コストダウン 日時:17:43 | 記事URL