昨日(17日)、トヨタ自動車 最高顧問 豊田 英二氏がお亡くなりになりました。
そのことで氏を偲ぶ報道が各所から出ています。
私(代表 片桐)も少し調べてみました。
その中で、「自分の城は自分で守れ」という言葉が目に止まりました。
これはトヨタ自動車 第三代社長 石田 退三氏の言葉で、豊田 英二氏はその薫陶を受け財務強化を徹底し、「経営危機が来ても4年は持ちこたえるため」に2兆円の現金を常に持ち続けました。
Wikipediaによれば、石田 退三氏は『無駄をとことん嫌い、無駄なお金を一切使わなかったといわれる。これはトヨタの危機の際に累積赤字が蓄積し銀行に融資を断られたという苦い思い出があり、「自分の城は自分で守れ」と、内部留保をとことん増やして自前で必要な機械などを買うというやり方を行っていた。この方針は現在でも受け継がれ、トヨタは「トヨタ銀行」と呼ばれるほど内部留保を多く持っている。なおこの経営危機の際、当時の融資銀行だった東海銀行、三井銀行が支援した反面、住友銀行は真っ先に融資回収に走ったため、終生、住銀との取引を許さなかった。
社長在任中は「けち」に徹し、紙も裏まで使い、鉛筆も短くなるまでとことん使ったという。こうした節約でトヨタは無借金経営となり、現在まで続く優良な財務体質の基礎となった。』ということです。
見習いたいものです。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:23:59 | 記事URL