2013年10月 7日
来年(2014年)1月からのユニバーサルサービス料引き続き 税抜3円/番号
9月20日、決定されました。
今回の改定で過去7年間、14回目になります。
2007年1月から利用者負担が開始されましたユニバーサルサービス料。
ユニバーサルサービス料とは電気通信事業法で定められている「加入電話、公衆電話、緊急通報などの国民生活に不可欠であり、あまねく日本全国における提供が確保されるべき電話サービス」、いわゆるユニバーサルサービスを維持するためのものです。
ユニバーサルサービス料が利用者負担になったのは、収支悪化に伴い、その財政補てんをどこからどう捻出するかは導入前に議論がなされた結果、1電話番号あたり7.35円(税込)の拠出が全事業者に求められることになり、結局、それを多くの事業者が利用者に請求することになりました。そしてそれが今に到るまで継続しております。
ユニバーサルサービス料 金額変遷 一覧表(1番号当り、税込)
年 |
1月 |
7月 |
2007年 |
7.35円 |
7.35円 |
2008年 |
6.3円 |
6.3円 |
2009年 |
8.4円 |
8.4円 |
2010年 |
8.4円 |
8.4円 |
2011年 |
7.35円 |
7.35円 |
2012年 |
5.25円 |
3.15円 |
2013年 |
3.15円 |
3.15円 |
2014年 |
3.15円 |
|
余談ですが自社の回線数を知るには請求書に記載されておりますユニバーサルサービス料の総額を単価で割れば簡単に算出することが出来ます。特に回線を多く抱えている企業にとっては恐らく、それが一番、簡単な方法です。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
参照:
Wikipedia 「基礎的電気通信役務(ユニバーサルサービス)」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E7%A4%8E%E7%9A%84%E9%9B%BB%E6%B0%97%E9%80%9A%E4%BF%A1%E5%BD%B9%E5%8B%99
社団法人電気通信事業者協会
ユニバーサルサービス(基礎的電気通信役務)制度に係る
①平成26年度の番号単価の算定
②交付金の額及び交付方法並びに負担金の額及び徴収方法についての総務大臣への認可申請」
http://www.tca.or.jp/universalservice/release/pdf/130920.pdf
投稿者:株式会社コストダウン 日時:17:46 | 記事URL