「京都(の国際ゴールドマスターズ)で(女子100m走90歳クラス世界記録を)とらないと、来年(の大会)は5月になりますからね。1年たつと1秒は確実に落ちます。必死です。」
これは熊本県の女性 守田 満さん(90歳)の言葉です。
2013年 第3回 国際ゴールドマスターズ京都大会が10月5日(土)・6日(日)に開催されました。
守田さんは結果、見事に世界新記録を樹立。世界一100m走が早い90歳代のおばあちゃんになられました。(既に200m走では世界記録を持っておられます)
そしてその食欲には驚かされます。
朝は豚肉 6枚、キャベツ ボール一杯、漬け物でご飯はおかわり、昼はこの日は外でうなぎにご飯の定食。
日ごろの練習は地元の子ども向け陸上クラブで、その中に一人混じってされています。(タイヤを引きずって50m走全力疾走等)
陸上を始めたのは69歳のときで、偶然出場した、地域の運動会がきっかけということでした。
このことを知ったのは先日(10日)に放送されましたNHKクローズアップ現代 「人生後半こそ輝け! "スーパー高齢者"の競技会」を観てのことです。
他にも高齢者が取り上げられましたが、どなたもまーお元気なこと。
私(代表 片桐)は驚かされることばかりでした。
男性では宮崎 秀吉さんが103歳にして現役選手で男子100m走の世界記録保持者です。
「ウサイン・ボルトに憧れ、陸上を始めたのは94歳のとき。」
普通、94歳でウサイン・ボルトに憧れ、陸上を始めますか?
シニア界のウサイン・ボルトと呼ばれています。
皆さんとても生き生きとされています。
先日のトピックスでアンパンマンのやなせ たかし氏をすごい生涯現役として取り上げましたが、こちらも自分の人生を生きつくすというかすごい現役です。
定年退職すると衰えるという話は良く聞きます。
それは自分の役割や存在価値、目標を見失うからだと思います。
私自身、とても元気づけられる内容でした。
一つだけ残念なのは京都人であるにも関わらず、この大会の地元開催を知らず、見に行くことが出来なかったことです。
知っていれば見に行ったかも知れません。
ちなみにこの国際ゴールドマスターズは45歳以上の男女が参加出来、5歳刻みで記録が残されて行きます。
日本にある一般社団法人 国際マスターズ競技連合が主催し、2年に一度、開催されるようです。(2011年 第2回大会は東日本大震災のため中止)
陸上競技の他に水泳競技もあり、陸上では60m〜5000m、ハードル、障害、走高跳、棒高跳、走幅跳、三段跳、砲丸投、円盤投 、ハンマー投、やり投、リレー、水泳では平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ、自由形、個人メドレー、自由形リレー、メドレーリレーがあります。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
参照:
NHKクローズアップ現代
「103歳 現役選手で世界記録保持者!? 人生後半こそ輝け! "スーパー高齢者"の競技会」
全文表示 http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3415_all.html
2013年 国際ゴールドマスターズ 京都大会
http://www.goldmasters.info/index_jp.html
投稿者:株式会社コストダウン 日時:19:16 | 記事URL