昨日(1日)の経済産業省 電力需給検証小委員会で決定しました。
それに伴い北海道電力からも今冬2010年度比、6%以上の節電への協力のお願いがリリースされました。(昨冬も7%以上の節電要請で2年連続)
北海道電力が10月1日に経産省に提出した「今冬の需給見通し」では、
・緊急設置電源の継続設置
・火力発電所の増出力運転、
・家用発電設備等保有の企業からの電力購入等
の需給対策を織り込み、最も厳しい需給状況となる2月の供給予備率は 7.2%となり、電力の安定供給に最低限必要な供給予備率3%は確保できる見通しとなりました。
しかしながら電力需給検証小委員会は、
・北海道電力は他電力からの電力融通に制約があること
・発電所1機の計画外停止が供給予備率に与える影響が大きいこと(代表的な35万kW級火力発電所が計画外停止すると供給予備率は3%を下回る状況)
・厳寒であり、万が一の電力需給のひっ迫が、北海道民の生命、安全を脅かす可能性があること等
を踏まえ、特別な需給対策を講ずる必要があると判断しました。
北海道電力の今冬の節電内容
節電数値目標:2010年度比 6%以上
期間と時間帯:12月9日(月)から3月7日(金)の平日(ただし12月30日〜1月3日を除く)
16時〜21時(12月2日〜3月31日の平日や左記時間帯以外も無理のない節電協力を呼びかけ)
また契約電力500kW以上の大口顧客には昨冬に引き続き「計画停電回避緊急調整プログラム」(調整が必要な事態となった場合、連絡し原則として2時間以内に負荷調整を実施してもらう代わりに単価割引を行うというもの)への加入を呼びかけています。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
参照:
経済産業省 「電力需給検証小委員会の報告書をとりまとめました」
http://www.meti.go.jp/press/2013/11/20131101004/20131101004.html
北海道電力 プレスリリース 「今冬における節電等のお願いについて 」
http://www.hepco.co.jp/info/2013/1189265_1521.html
北海道電力 「計画停電回避特別随時調整契約(緊急調整プログラム)のご案内」
http://www.hepco.co.jp/power_saving/measure/pdf/emergency_program.pdf
投稿者:株式会社コストダウン 日時:16:54 | 記事URL