本日(6日)の日経電子版に「釣り銭出ない、高額請求・・・コインパーキングのワナ」と題して記事掲載されました。
ケース1:釣り銭が出ない
1日400円の前払い看板のコインパーキングに500円玉を投入したのに、おつりの100円が出てこない。
設置されている電話機からコールセンターに電話をすると、確かに「釣り銭は出ません」と書いてある。じゃーなぜ、500円玉のコインのマークがあるのか?
説明によると2日間(800円)、3日間利用(1200円)利用される場合だそうで、お札を入れる所はない。
ケース2:1日最大500円なのは初日だけ
1日最大500円と表示された看板を見てコインパーキングを5日間利用した60代女性。2500円で済むと思っていた所、表示は8700円。理由は入庫後1回のみ1日500円で、その後は1時間につき100円かかったということで、利用規約が自動販売機の裏のわかりにくい場所に掲示されていた。
ケース3:最大料金900円は24時間ではなく、24時までだった
「最大料金900円」「24時」との表示があったコインパーキングに、午後9時から翌日午後6時半まで駐車した20代男性。900円で済むと思いきや、3400円の表示。看板に書いてあると言われたが、暗い運転席からはよく確認できなかった。
業界用語では、
ケース2の1日最大○○○○円で済むのは初日だけで、それ以降は単位当り金額になる料金設定・・・「打ち切り」、「打ち止め」
逆に1日最大○○○○円が何日でも適用される料金設定は「繰り返し」
と呼ぶそうです。
「打ち切り」、「打ち止め」にもPM○○時〜AM○○時 ○○○円、AM○○時〜PM○○時 ○○○○円というパターンもあります。
業者は運営委託で所有者は土地持ちです。
土地持ちが今回、取り上げたようなことまでして稼ぎたいと考えているとは思いたくないのですが、何にせよコインパーキングに入庫する前に注意せねばなりません。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:18:02 | 記事URL