連日、虚偽表示がニュース、新聞で取り上げられています。
こういう時には実は裏で大きなことが動いていると聞いたこともあります。
また他の事件が忘れられたり、薄れて行きます。
例えば企業の不祥事として、
7月 カネボウ化粧品 美白化粧品問題
9月 JR北海道 異常箇所放置問題
9月 みずほ銀行 反社会的勢力との取引放置問題
11月 ヤマト運輸 クール宅急便問題
などがあるのではないでしょうか。
クール宅急便問題がチルドゆうパックにも飛び火しかけました。
しかし下記リリースのように日本郵便はこのことを事実として認めておりません。
日本郵便 平成25年11月7日「チルドゆうパックの取扱いについてのお知らせ」
弊社のチルドゆうパックの取扱いに関しまして、一部報道がありましたが、大変ご心配をおかけし誠に申し訳ございません。
弊社のチルドゆうパックのお引受けからお届けに至るまでの取扱方法については、「弊社チルドゆうパックの取扱いフロー」のとおりであり、お客さまからお預かりしたチルドゆうパックを一貫して冷蔵温度帯でお届けしておりますが、この事態を重く受け止めまして、全ての取扱工程を調査、再点検するとともに、全社を挙げて再発防止と信頼回復に取り組んでまいります。
今後も、チルドゆうパックはもとより、弊社の各サービスについてご満足いただけるよう、社員一同、品質向上に努めてまいります。引続き、ご愛顧賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
これらのように薄れていったり、深堀されない問題があります。
またこれらの問題の影に隠れて、水面下で進んでいる大きな問題があるかも知れません。
虚偽表示に対する対応、影響に関して、
本日(9日)の日経朝刊 第11面では、
『居酒屋「甘太郎」などを運営するコロワイドは昨日(8日)、一部メニューの表記の方法を見直すと発表した。これまで刺し身の盛り合わせを「鮮魚盛り」としていたが、マグロやイカなどは冷凍品を使用しているケースが多いため、今後は「刺し盛り」と表記する。』
また同日の日経夕刊 第1面には、
・「伊勢エビ急騰 2割高」と題して『エビを巡る虚偽表示の余波がおせち料理に使う伊勢エビにも及んできた。ロブスターと「伊勢エビ」と虚偽表示していた業者が本物の調達に動いてるようだ・・・」という記事になりました。
このようにいつの間にか表示が変わったり、スーパーの店頭から消え去ったり、虚偽表示是正の為に値上げするものが出たり・・・これから各方面に影響がどんどん出ることでしょう。
おせちと言えば2011年のすかすかお節問題のバード・カフェ(株式会社 外食文化研究所)はその後の東日本大震災ですっかり忘れ去られ、代表者こそ交代したものの、今も存在しております。
こういうことは意識して気をつけないと流されて行きます。
気をつけねばなりません。
以上です。
参照:
日本郵便 プレスリリース 「チルドゆうパックの取扱いについてのお知らせ」
http://www.post.japanpost.jp/notification/productinformation/2013/1107_02.html
投稿者:株式会社コストダウン 日時:21:45 | 記事URL