26日(火)に放映されましたNHKクローズアップ現代 「ウェアラブル革命~"着るコンピューター"が働き方を変える~」を観ました。
腕時計端末では韓国 サムスンが「ギャラクシー ギア」を10月に発売し、メガネ型端末ではグーグルが「Google Glass」を来年(2014年)発売予定です。
私(代表 片桐)もスマートフォンを持っていますが、「そこまでは要らないだろう」だとか、「眼が悪くなるだろう」だとか、どちらかと申しますと否定的に捉えていました。
この放送では以下のような事例が紹介されました。
・京都 第二日赤病院で手術に使われる医療器具を専門知識を持たないスタッフがメガネ型端末を使って、どんどん集め準備していきます。メガネ型端末には準備すべき医療器具の画像、保管場所等が映し出され、手にしたものに付いているバーコードを読み取って、間違いがないかどうかを確認し、間違いがなければ画面には次に準備すべき医療器具が映し出されます。
・大阪のベンチャー企業では、熟練工でしか出来ないような作業−例えば自動車の修理作業や旋盤作業−の手順をメガネ型端末に映し出すことで、その通り作業を進めれば熟練していなくても出来るメガネ型端末を開発中です。(熟練工が遠隔地からメガネ型端末を通して映し出される映像に対して指示することもできます)
こういうものが完成すれば細かな作業について海外にある工場等の作業について、その能力向上を図ることが出来ます。
・日立製作所が開発した肩から胸にぶらさげる社員証のようなウェラルブル端末。これには動作、歩く早さを計測出来る加速度計、従業員同士の位置関係や会話を把握できる赤外線センサーが組み込まれていて、「社内のどこでどんな仕事をどれくらい集中して行っていたのか」、「誰が誰に話かけ、会話がどれくらい盛り上がり、何分間話をしていた」のかを計測することができます。全社員の就業時間のビッグデータを集め、解析した所、休憩時間をバラバラに過ごすよりも、同僚と一緒におしゃべりをして楽しく過ごした方が業績が良くなることがわかりました。今では、従業員のどんな行動が業績に結び付くのかを、コンピューターが自動的に見つけ出せるまでになっています。
放送を観て、端末を小さくし、身につけることにより具体的にこういうことができるようになるのかとイメージが広がりました。
ただ片方では使い方、使われ方によっては超管理になる可能性があるように思います。
すぎいスピードでどんどん発展を続けるコンピューターの世界。
それがまだまだ先に進んで行こうとしています。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
参照:
NHKクローズアップ現代
「ウェアラブル革命~"着るコンピューター"が働き方を変える~」 全文表示
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3437_all.html
投稿者:株式会社コストダウン 日時:16:40 | 記事URL