気象庁から発表される統計資料(本年分は速報値)によりますと、11月27日までの台風発生数は31で、1992年以来、21年ぶりに30を超えた多さになりました。
1951年からの観測史上では9番目の多さです。
ただ接近数は14と昨年(2012年)の17を下回り、上陸数は2と昨年の2と同じで一昨年の3を下回っております。
しかし今年は台風に伴う豪雨による被害は相当なものだったのではないでしょうか。
台風26号による記録的な豪雨で10月、伊豆大島では多数の死者、行方不明者が出、土砂災害も相当なものになりました。
台風18号による豪雨で9月、京都府、滋賀県、福井県には8月30日導入以来、初めて特別警報が出されました。
また7月末の不安定な気候による豪雨で島根県、山口県では相当な被害が出ました。
気象庁では「災害をもたらした気象事例(平成元年~本年)」として情報が公開されております。
台風第26号による暴風・大雨
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/new/jyun_sokuji20131014-1016.pdf
台風第18号による大雨
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/new/jyun_sokuji20130915-0916.pdf
梅雨前線および大気不安定による大雨
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/report/new/jyun_sokuji20130722-0801.pdf
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
参照:
気象庁 「台風の発生数(2012年までの確定値と2013年の速報値)」
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/generation/generation.html
気象庁 「台風の接近数(2012年までの確定値と2013年の速報値)」
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/accession/accession.html
気象庁 「台風の上陸数(2012年までの確定値と2013年の速報値)」
http://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/typhoon/statistics/landing/landing.html
投稿者:株式会社コストダウン 日時:23:59 | 記事URL