10日(火)に放映されましたNHKクローズアップ現代 「団塊パワーを活用せよ ~アクティブシニアが地域を変える~」を観ました。
その中でゲストは、「人気のある人、ない人というのは、共通の特徴がある」として、
・人気のある人
今、何かに夢中になっている。今、汗をかいて恥をかいている人。
・人気のない人
過去の自慢ばかりしている。
ということだそうです。
また、別のシニアライフアドバイザーによれば、「地域での人間関係をうまく作れない人には、いくつかの共通点がある」として、
・過去の経歴をひけらかし、自慢話ばかりする。(経歴を自慢)
・女性がリーダーだと、やたら不機嫌になる。(男尊女卑)
・自分と気の合う人を囲い込み、派閥を作りたがる。(派閥)
・ほかの人にすぐに雑用を押しつける。(雑用をしない)
の4つを上げています。
以前、介護ビジネスをされている方も、「現役時代、肩書きの高かった人ほどプライドが高く介護が難しい」とおっしゃっていました。
特に団塊世代の男性は仕事一辺倒で、日本経済を成長させ、支えて来ました。
その分、家庭をなおざりにしてきた結果、地域どころか、妻との関係もうまく築けません。
家にも居場所がない、町内にも居場所がない、地域にも居場所がない。
これでは元気になるどころか、衰えるばかりです。
『リタイアしたあと、劇的に少なくなること、それは「ありがとう」とか「おかげさまで」と言われる。』
また、『老後大事なのは、「きょうよう」と「きょういく」で、「きょう用」があること、「きょう行く」ところがあること』
だそうです。
そういう意味では趣味や娯楽も大事です。
過去の経歴や功績、実績が通用するのは、その会社等、極めて狭い小社会であって、ましてリタイア後は違った世界です。
そこで生きて行く上では何の意味・価値もありません。
かえって邪魔になるようです。
人生は死ぬまでで、定年退職までではありません。
死ぬまで活き活きと生きる為には、定年退職後に過ごし方を設計し、動き出すのではなく、その前から予め人生設計し、種をまいておかなくてはならないということのようです。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
参照:
NHKクローズアップ現代
「団塊パワーを活用せよ ~アクティブシニアが地域を変える~」 全文表示
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3444_all.html
投稿者:株式会社コストダウン 日時:23:59 | 記事URL