文部科学省は昨日(25日)、平成25年度全国学力・学習状況調査 調査結果を公表しました。
本年度の全国学力・学習状況調査は全国から国・公・私立学校の小学校第6学年,中学校第3学年について小学校220校,中学校240校を無作為に抽出し、5月13日(月)から6月28日(金)の期間内で実施されました。
日経新聞 朝刊 第42面にはテレビを全く見ない児童・生徒より平日に少し(1時間未満)見る児童・生徒の方が正答率が高いという結果が出たことが記事になりました。
報告書(クロス集計)には「朝食を毎日食べていますか」、「毎日、同じくらいの時刻に寝ていますか」、「毎日、同じくらいの時刻に起きていますか」、「普段(月〜金曜日)、1日あたりどれくらいの時間、テレビやビデオ・DVDを見たり、聞いたりしますか(テレビゲームをする時間は除く)」、「普段(月〜金曜日)、1日あたりどれくらいの時間、テレビゲーム(コンピュータゲーム、携帯式のゲームも含む)をしますか」、「普段(月〜金曜日)、1日あたりどれくらいの時間、インターネット(携帯電話やスマートフォンを使う場合も含む)をしますか」、「ものごとを最後までやり遂げて、うれしかったことがありますか」、「難しいことでも、失敗を恐れないで挑戦していますか」、「自分には、よいところがあると思いますか」、「人の気持ちが分かる人間になりたいと思いますか」、「いじめは、どんな理由があってもいけないことだと思いますか」、「人の役に立つ人間になりたいと思いますか」、「学校のきまりを守っていますか」、「友達との約束を守っていますか」、「家の人と学校での出来事について話をしていますか」、「自然の中で遊んだことや自然観察をしたことがありますか」といった質問に対する回答結果と正答率との関係が見られるデータもあり、興味深かったです。
ざっと見た感じでは規則正しい生活をしている児童・生徒の方が正答率が高そうでした。
関心のある方は是非、「平成25年度全国学力・学習状況調査報告書(クロス集計)」を読んでみて下さい。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
参照:
文部科学省 リリース
「平成25年度全国学力・学習状況調査 本体調査のクロス集計結果及び経年変化分析調査の実施報告について」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/zenkoku/1342867.htm
国立教育政策研究所
「平成25年度全国学力・学習状況調査 調査結果について」
http://www.nier.go.jp/13chousakekkahoukoku/
平成25年度全国学力・学習状況調査報告書(クロス集計)
(上記で取り上げた箇所は小学生 P.46、47、中学生 P.81、82です)
http://www.nier.go.jp/13chousakekkahoukoku/data/research-report/crosstab_report.pdf
投稿者:株式会社コストダウン 日時:17:23 | 記事URL