1月30日に電波環境協議会で「医療機関内における携帯電話等の使用に関する検討」が開始されました。
現在の指針は1997年に同協議会で『「携帯電話の電波が医療機器の誤作動を招くおそれがある」として、手術室などに限らず、診察室や廊下など病院内では電源を切るべきだ』とまとめられました。
この指針に従う義務はないものの、現在も多くの医療機関は当時の指針に基づいてルールを作って運用されております。
これに対して今回、電波環境協議会は、
「一定の期間が経過しており、その間の携帯電話等及び医用電気機器の著しい性能向上を踏まえれば、医用電気機器から一定の距離を確保するなど(例えば病室や診察室など)の安全対策を行った上で、医療機関内においても携帯電話等の電波利用機器の活用を安全かつ効果的に推進することが可能である」
と考え、「医療機関における携帯電話等の使用に関する作業部会」を設置し、夏頃を目途に新たな指針の作成に向け、検討を開始しました。
同協議会は協議会には総務省や厚生労働省、有識者、通信・医療機器業界等が構成員として参加しております。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
参照:
電波環境協議会
「医療機関内における携帯電話等の使用に関する検討の開始について」
http://www.emcc-info.net/info/info260129.html
同協議会 構成員一覧
http://www.emcc-info.net/about_emcc/kouseiin.html
投稿者:株式会社コストダウン 日時:18:30 | 記事URL