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2014年6月16日

無駄なもの、意味のわからないものにはお金を払わない

 少し前に「お薬手帳断ろう、20円安く」という情報がTwitterで拡散したということがありました。

 その時に賛否両論がありましたが、私(代表 片桐)の場合、お薬手帳は持っていますが、それに貼ってもらうシールは断っています。

 それでやはり自分の支払いを20円(3割負担)安くし、50円という国の医療費を削減しています。(「薬剤服用歴管理指導料」は410円(41点)でしたが、4月の診療報酬改定で手帳やシールが不要な人への指導料は340円(34点)に減額されました)

 理由はそのシールが私にとっては意味を持たないと思えたからです。

 その良否は別にして、コストダウン、経費削減、コスト削減の根本は無駄なもの、意味の(わから)ないものにはお金を払わないということです。

 それは有意義なもののお金を削らない為にも、とても重要なことです。

 厚生労働省は『「安くなる裏技のように情報が広がるのは好ましくない」とするが、「患者側が手帳にメリットを感じていないから、そういう意見が出るのではないか」と医療者側にも責任があるとする』としておりますが、裏技でも何でもありませんが、「患者側が手帳にメリットを感じていないから、そういう意見が出るのではないか」というのは全くその通りだと思います。

 さらに私は

 ・診療報酬や薬価はもっとわかり易く患者に認知させるべき

 ・明細は点数ではなく金額(単に点数に10円掛けるだけ)で表記して欲しい

と思います。

 国は片方では医療費負担の軽減と言いながら、患者側が軽減しようにも、どうすれば軽減できるのか、わかるようにする必要があると思います。

 「お薬手帳断ろう、20円安く」というニュースを読んで、むしろ「エッ、そんなお金が取られていたの」と感じた方もおられたのではないでしょうか。

 高級料亭のお勘定ではあるまいし、医療行為や調剤行為をして、お金をもらうのであれば、きちんともらえるように丁寧に説明すべきだと思いますし、患者やその家族も関心を持つべきです。

 私はそう思います。

投稿者:株式会社コストダウン 日時:18:53 | 

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