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2014年9月30日

電気料金 最近の燃料費調整単価のレベルについて

 昨日(29日)、大手電力10社から11月分の燃料費調整単価がリリースされました。

 そこで近年の最高水準と比べる形で最近の最高水準と11月分を電力会社毎に比べてみました。

 ちなみに燃料費調整単価とは、原油、LNG、石炭の平均輸入価格の変動を電気使用量 1kWhにつき反映させる調整価格のことです。

 また、今年(2014年)5〜9月分までは太陽光発電促進付加金単価が3〜5銭/kWh、再生可能エネルギー賦課金が75銭/kWh(10月以降は再生可能エネルギー賦課金 75銭/kWhのみ)も課せられておりましたこともお含みおき下さい。

燃料費調整単価比較(単位:銭)
(表中、近年最高値は平成21年1〜3月分で、当時は3ヵ月に1度の調整でした)
会社名
近年最高値
直近最高値
記録月
11月分
低圧
高圧
特別
高圧
低圧
高圧
特別
高圧
低圧
高圧
特別
高圧
北海道
120
229
222
65
63
61
5月
42
40
49
東北
224
216
210
197
191
184
6月
154
149
143
東京
141
276
271
280
271
267
6月
228
220
217
中部
195
251
246
78
74
73
6月
23
22
22
北陸
148
160
157
115
109
107
5月
90
85
84
関西
82
158
155
190
183
180
6月
151
145
143
中国
140
269
259
181
173
167
5月
140
133
129
四国
81
156
151
108
104
100
5月
75
72
70
九州
159
150
147
141
133
130
6月
106
100
98
沖縄
189
183
360
146
141
138
5月
96
93
91

 ちなみに平成21年1〜3月分の燃料費調整単価は急激な高騰であった為、その負担を緩和する施策が講じられました。

 こうして一覧にしてみますと、東京電力、関西電力のここ最近の調整単価は非常に高い水準にあることがわかりますし、また東北電力、九州電力も高い水準にあります。

 以上、皆様のお役に立てば幸いです。

投稿者:株式会社コストダウン 日時:04:01 | 

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