東京電力は昨日(30日)、外部有識者を交えて一層の経営コスト削減を検討する「生産性倍増委員会」(平成26年9月4日設置)の第2回会合を開き、「生産性倍増委員会合理化レポート(前編)」を取りまとめました。
私(代表 片桐)もざっと目を通しましたが、同業の大手電力会社はもちろん、他の会社、組織においても参考になるのではないかと感じました。
レポートでは「生産性倍増に向けた10のチャレンジ」として、
全体
1.オリンピックレベルのベンチマーク
モノ
2.競争調達比率倍増
3.設備仕様・品目数半減
4.定期点検期間半減、設備延命化・余寿命倍増
5.メーカー・サプライヤー依存度半減
カネ
6.在庫半減
7.電気事業外売上倍増
ヒト
8.意思決定プロセス改善
9.仕事の棚卸し、残業半減
10.全社員多能工化
をまとめています。
このレポートは概要版が44ページ、詳細版が190ページにわたります。
もちろん実践がすべてですが、コスト削減の糸口、切り口を考える上でとても参考になると思います。
関心のある方は一度、レポートをご覧になってはいかがでしょうか。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
参照:
東京電力 プレスリリース 『第2回「生産性倍増委員会」の開催について』
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2014/1243698_5851.html
同社 「生産性倍増委員会合理化レポート(前編)~概要版~」(PDF 3.20MB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu14_j/images/141030j0101.pdf
同社 「生産性倍増委員会合理化レポート(前編)~詳細版~」(PDF 5.69MB)
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu14_j/images/141030j0102.pdf
投稿者:株式会社コストダウン 日時:04:22 | 記事URL