今年（２０１６年）、４月、２年に１度の診療報酬改定が行われました。
このことでお薬手帳を持参しないと薬局に支払う金額が高くなります。（患者は下記金額の１〜３割負担）
お薬手帳がある場合 → ３８０円
お薬手帳がない場合 → ５００円
３月まではお薬手帳がある場合は管理指導料として４１０円でした。（逆にお薬手帳がない場合の管理指導料は３４０円と安かったです）
本来、お薬手帳とは、いつ、どこで、どんな薬を処方してもらったかを記録しておく手帳で、薬の飲み合わせや、重複投与を防ぐ目的があるものです。
ただ６ヵ月以上来局していない場合や、別の薬局で薬を処方された時の管理指導料は、３８０円ではなく５００円となります。
また、大病院の前などにある、いわゆる大型門前薬局と呼ばれる薬局などでは、管理指導料は５００円となる。
今回、複数の場所での薬の処方を、門前薬局ではなく地域の「かかりつけ薬局」に取りまとめることで、患者の普段の健康相談などの窓口を担ってもらったり、医療費を抑制したりする狙いがあります。
なお、スマホアプリなどを使った「電子版」のお薬手帳に記録をした場合、これまでは診療報酬には加算されませんでした。
しかし、４月からは紙の手帳と同等の機能を有する電子版お薬手帳の管理指導料は、紙の場合と同様に扱われることになります。
私（代表 片桐）は先日、３ヵ月ぶりに通院した際に説明を受けて初めて知りました。
診療報酬の改定の度に毎回、思うことですが、何が負担増になり、何が負担減になるのかわかり易くして欲しいものです。
以上、皆様のお役に立てば幸いです。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:23:59 | 記事URL
