たまたまネットで見つけて私(代表 片桐)の心に響いたので載せました。
これは現在、56歳のミュージシャンで米米クラブのボーカル 石井竜也氏のお父様 故石井昭雄さんの言葉だそうです。
石井竜也氏は1990年代後半、映画「河童」「ACRI」の監督など、幅広い分野の活動にチャレンジしましたが、これらの活動は上手くいかず、10億円にもなる借金を背負ってしいます。人間不信に陥り、仕事に向かおうとしても過呼吸で出られず、家では窓を閉め切り、おかしくなる寸前でした。
「自殺未遂を2回ぐらいやっていますね刃物見るとやばいんですよ、死ぬこと考えるんですよ・・・」
そんな竜也さんを救ったのはお父さんで元々あまり喋るタイプではない昭雄さんが、ある日突然電話をしてきて、こう話します。
「お前はたぶん今人を恨んでるだろう。お前は今夢を売って、夢を作ってきたんじゃないか。人を恨んだり憎んだりして良い作品ができるか?」
「金なんてものは結局、心がないものだろ?そんな心のないものにお前は命を預けちゃうのか。こんなくだらないものに命を預けるなんて、お前はそこまで馬鹿じゃないよな?」
この言葉で「死ねない」と悟った竜也さんは、それからは必死の思いでコンサートを重ね、復活の糸口をつかんだそうです。
実家は「石井屋」という100年以上続く老舗の和菓子屋で、父・昭雄さんも店を継がれていたそうです。(そのお店はお父さんの代で閉められたそうです)
商売をされる中で色々なご苦労や経験から出た言葉なのでしょう。
とても大切なことを教えてくれるお言葉だと思いました。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:23:59 | 記事URL