私(代表 片桐)はここのところ手紙を出させて頂くことがにわかに増えました。
送付状も含め、パソコンで打ったものではなく、出来るだけ手描きで書かせてもらっております。
決して綺麗な字ではありません。クセのある字です。
ただ私なりに丁寧に書くようにしているつもりです。
もちろんボールペンを使います。(和紙便箋を使うので、万年筆だと繊維に引っかかったり、にじんだりするので)
手描きの手紙を書くようになってかれころ25年ほどにはなると思いますが、最初は書き損じが多く、紙を無駄にしたものです。ただ、慣れてくると頭で文章を組み立てるスピードと書くスピードが同じ位になったこともあり、書き損じはかなり少なくなりました。
ですから手描きがおっくうになるということはありません。
漢字は個性です。
今のようにパソコンで文章が簡単に打てるようになりますと、正直、使い回し、コピペ、代筆でもわかりません。
ただ手描きはご本人でないと書けません。
ですから同じ一文でも、一言一言、相手のことを思いやり、時に思い出にひたり、自分の気持ちをこめることができます。
私はそこに手描き文字の価値があると信じています。
そんな風に思います。
投稿者:株式会社コストダウン 日時:23:59 | 記事URL